どうしてもお金を借りたい時に貸してもらえなかったら、やみ金から借りようとする人もいるのではないでしょうか。
最近では「ソフトやみ金」と呼ばれる新手の闇金融まで現れています。
「ソフト闇金」とは、今までの高額な金利や脅迫のような取立てを行う代わりに、金利をやや下げて丁寧に対応してお金を貸し、執拗な取り立ても行いません。
また、「金利は高いけど、即借入出来て、取り立ても怖くない」と友人同士で紹介させ、返済が滞れば友人を利用して支払いを促す手口もその特徴です。
友人が関わることで返済が滞っても、「迷惑をかけられない」と違法な利息分を支払ってしまいます。
そして、返済能力がなく「債務整理」や「自己破産」を口にすれば、友人にも迷惑がかかると思い込ませて、グループ会社を紹介しては高利でお金貸すと言う連鎖に引き込みます。
貸金業法改正の影響で、銀行などの金融機関から借りれなくなってしまった人たちが借りようとするため、この様な業者が増えています。
しかし「ソフト」とは言っても、無許可で営業しているので法定利息より10倍以上の金利で融資を行う闇金に違いはありません。
「ソフト闇金」の目的は元本の早期返済ではなく、長期的な高額金利の徴収にあるので、以前のような目立った取立てがないため、警察に通報されることも少なく市民の間で広まっているので問題は深刻化しています。
この様なやみ金被害に遭わないためにも、国や都道府県に登録して運営している正規の会社を利用することが、自分自身と生活を守る一番の方法だと思います。
ソフト闇金融とはどんなところ?